「医道の日本」に毎月連載されてるものを書籍化されたものなので、ご存知のかたも
多いのではないでしょうか?
お医者さんというのは鍼灸師の試験を受けなくても、
鍼灸治療をすることができます。
医者は医療行為を行う者の頂点に位置するからです。
著者の西田先生は、東洋医学に興味をもたれてから、本場中国へ行き修行してます。
本を読むと分かるのですが、東洋医学をこよなく愛しているのが分かります。
内容は、いたって分かりやすく、サブタイトルの「初心者でも再現性がある鍼灸治療の
実際」の通り、これを読めばほんとに初心者にもできそうな気がしてきます(笑)
肩こりや腰痛など、よくある疾患を原因別に分けて、それぞれの治療法を分かりやすく
写真つきで解説してくれてます。
経絡治療に基いたものから、特効穴を使った治療など、効果のあったものだけを
紹介してます。
本当に分かりやすいので、読んだあとに「とりあえずやってみよう!」と思うような
内容です(私もいろいろ試しました)
私が気に入ってるのが、西田先生が「気の世界」に強い興味をもたれてる事です。
医者という立場ながら、気功などの修行もやっておられ、「いいものはいい」
みたいな考えかたがスキです(笑)
こういう先生の弟子として何年か修行できたらなあ、なんて事も思いました(笑)
試験に直接役に立つというよりも、「いい鍼灸師
になるぞ!」というモチベーションをあげてくれる、そんな本です。
鍼灸師として既に治療されてる方は、必ずなにかプラスになると
思いますよ。
東洋医学見聞録―初心者でも再現性がある鍼灸治療の実際〈上巻〉

